住民に迫る「管理崩壊」 35面より
高齢化社会とは、人間が年をとるだけでなく、住宅も古くなるという事だ。
マンションの供給が激増した1980年代の物件が、今後築40年以上になる。
私の実家も公団の分譲マンションで、まさに築40年。その間に大規模修繕を何度かしており、給湯器を何回か入れ替えている。
マンションは特に「配・排水管」と「エレベーター」のメンテナンスにお金がかかるという。それが今の高層マンションになった日には、とんでもないコストになるだろうが、空き家問題含め管理料がきちっと徴収できるかも問題だ。
新築のマンションには将来への希望があるが、老朽化マンションは問題山積。
こういうのも知恵を絞って解決しないと大変なことになる。