スタートアップ「上場より成長」15面より
起業家の一つの夢はIPO(新規株式公開)と言われる。
また投資している関係者(ファンド、ベンチャーキャピタル等)も、IPOで投資資金を回収したいのが本音だ。
だが本来IPOは企業経営の中では手段であって、目的ではない。
十数年前のネットバブルの時には、まさにIPOが目的化して「上場やり逃げ」みたいな会社もあった。
今朝の日経の記事は、最近「上場より成長」を選ぶ経営者が増えてきたというもの。いい兆候だ。
上場・公開には実は多額の費用と相当面倒な手間がかかる。
本業に専念したい経営者にとっては、IPOは必ずしもいい事ばかりではないのだ。
また最近では必ずしも日本ではなく海外で上場するという道もある。
そんな記事だった。